鶴嶺神社

鹿児島市吉野町磯(平成19年6月25日)

 この神社は鹿児島市の有名観光地である、集成館と仙巌園(磯庭園)に挟まれたような形で鎮座しているので、これらの観光地から流れてくる人が結構いて参拝者が後を絶ちませんでした。観光地にありながら、背後の磯山の山並みと見事にマッチした厳かな社殿や鎮守の杜が、神寂びた雰囲気を醸し出している雰囲気の良い神社でした。

 御祭神:初代島津忠久公をはじめとする歴代当主 とその家族、玉里島津家歴代当主 とその家族、従神:家老5名、殉死者45名
 例祭日:3月1日
 由緒:明治2年(1869)に、廃仏毀釈後島津氏が神道に改宗したために、島津家歴代当主 とその家族を祀る神社として、坂元町山下鶴嶺に創建されました。同6年(1873)縣社に列し、大正6年(1917)津家歴代に由緒深い旧集成館工場跡の現在地に遷座されました。

道路端に建つ社号標
神社遠景 神社入口に建つ社号標
神社入口
境内中央に建つ重厚な拝殿
背後の磯山の山並みと見事にマッチした厳かな中門と本殿
中門 本殿

島津家庭学校跡