白山姫神社

鹿児島市吉野町1379(平成22年1月6日)

東経130度34分27.19秒、北緯31度37分14.44秒に鎮座。

 この神社は16号線から一本東に入った道路に面して鎮座しています。女神を祀るに相応しく、とても綺麗に整備清掃された神社でした。
 境内へは石段の参道で上がりますが、その途中に社号標と台輪鳥居が建ち、境内には土俵が設えてありました。社殿は白壁に朱の柱などが映える綺麗な造りで、本殿は神明造りです。境内社も数社祀られ、境内には説明板の付いた力石が置かれています。

 御祭神:菊理比当ス、伊邪那岐命、伊邪那美命、蛭児神
 祭礼日:1月7日・七草祭、4月29日・天長節、7月10日・六月灯、12月10日・奉賽
 境内社:高皇産霊神、大山祇神社、蛭子宮、涼神
 由緒:当社は加賀国(石川県)石川郡白山比唐フ分社である。元文5年(1740)2月14日、22代藩主島津継豊公の命により、磯山下川の地岸に再興遷宮されました。後、28代藩主島津斉彬公が集成館事業拡張の為、吉野町雀ヶ宮の現在地に遷座されて、白山姫神社と改称されました。
 明治11年社殿の改修、昭和8年修復、その後、平成10年不慮の火災により焼失、幸いにして御神体が類焼をまぬがれたため、平成12年地域住民の浄財により再建されたものです。

社頭
社号標
「村社白山姫神社」
石段参道途中に建つ台輪鳥居
境内入口
境内の様子と御神木・モミ
拝殿
本殿
境内社:高皇産霊神
末社:大山祇神社、蛭子宮、涼神
  
力石 土俵