船魂神社

鹿児島市新屋敷町5-15(平成22年1月6日)

東経130度33分29.68秒、北緯31度34分40.07秒に鎮座。

 この神社は甲突川左岸の甲突川左岸緑地北に鎮座しています。住宅街の中の極小規模な神社ですが、由緒有る神社のようです。

 御祭神:伊坐那伎尊、伊坐那美尊、猿田彦命、住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)
 祭礼日:1月1日・歳旦祭、1月3日・元始祭、1月4日・仕事始め 年頭祈願祭、1月10日・恵比寿祭、2月3日・星祭り・節分祭、2月18日・例祭、5月2日・春季例祭、6月30日・大祓式、7月2日・夏祭り 夏越祓 六月燈、10月2日・秋季例祭、11月23日・新嘗祭、11月下旬〜12月・ 年末神棚祭、12月23日・天長祭、12月31日・大祓式 除夜祭 年越し祭
 境内社:水神、地神
 由緒:現在の新屋敷町一帯は加子(カコ)町と呼ばれてました。加子とは水夫であり、薩摩藩水軍の基地がありました。その頃は「船手」と呼ばれ、慶安(1648〜1652)以前の鹿児島切絵図には『御船手・七千弐百参拾壱坪』と明記されており、そこに道先案内や軍神の神として祀られていたようです。慶安以前は稲荷川河口に水軍の基地があり、これが現在の新屋敷に移ったのです。
「明暦3年(1652)、島津19代藩主光久公が海上庇護の為、船手に勧請し給ふ」とあり、稲荷川戸柱河口の舟手に鎮座していたものをその後、現在の地に「船魂廟」として遷座されました。
「神社明細帳」に大正5年8月8日住吉神社を船魂神社に改称とも記載されている。また日露戦争の英雄、東郷平八郎元帥も帰鹿した折には個人的に当社へご参拝されていたそうです。
(「船魂神社公式サイト」より)

社頭
入口の鳥居 社号標
手水舎 庚申塔
末社 水神、地神
水神、地神 末社
石段参道の様子
社殿
社殿内の様子