指宿市西方2694(平成22年1月5日)
東経130度37分01.92秒、北緯31度16分09.09秒に鎮座。
この神社は中川自治公民館から右に出て、畑の中の畦道を進むと神社に行き着きますが、今回の旅でここほど鎮座地が分からなかった神社はありませんでした。ウロウロしたあげく飛び込んだのが指宿校区公民館、そこにいらした方が細かい地図で調べてくださった末に、手書きで神社までの道のりを書いてくださったので、やっと行き着きました。中川自治公民館から神社までの道も、普通だったら地域住民以外には分からない道でした。指宿校区公民館職員?様、その節は本当に有難うございました。
中川自治公民館から右に出ると、畦道の向こうに森と朱の鳥居が見えます。入口に立つ社号標には、珍しくこの社の創建年代が書かれていました。境内正面奥には妻入りの社殿が建ち、その中に本殿が建立されています。
又、中川自治公民館脇には「早馬神社」「田の神さぁ」等が祀られていました。
この社に案内は無く、御祭神・縁起・沿革等は不明です。創建は康正2年(1456)9月吉日。
毎年1月1日に「ごちょう踊り」(市指定無形民俗文化財)が奉納されています。この踊りは、昔から祝いごとやお祭りなどで踊られていたもので、その由来ははっきりとわかりません。鬼神面をつけた踊り手や菅笠をかぶり女装した踊り手達が、大小8個の鐘と大小2個の太鼓が打ち鳴らすリズムに合わせて大きな振りで踊るのだそうです。(「指宿の民俗芸能」より)
鎮守の杜遠景 | |
社頭 | |
入口の鳥居 | 社号標 |
境内の様子 | |
拝殿 | |
本殿 | |
中川自治公民館脇に祀られた「早馬神社」「田の神さぁ」等 |