姶良市加治木町朝日町8 (平成22年1月4日)
東経130度40分12.26秒、北緯31度43分59.14秒に鎮座。
この神社は加治木駅の南西約350m、加治木町市街地の中央部に鎮座しています。入口の鳥居を潜ると、境内前面は大きな広場になっており、鎮守の杜や社殿は境内奥左手にこぢんまりと固まっています。社殿前には石の神橋と神池がありますが、現在は池に水はありませんでした。社殿右前には、加治木町で一番古くて大きな木といわれる御神木・大楠が、根元に空洞を造りながらも元気に頑張っていました。
御祭神 菅原道真
由緒
明徳年間、加治木家十七代能登守忠平の創建にかかわる旨旧記に記載があるが、勧請の次第は不詳。今の社地はその昔海辺であったので、洲崎天神と称したと伝えられる。
天和年中、島津義弘公が荒廃していた当社を再興したとされる。元禄十二年二月十六日の火災により焼失し、翌年復興したとある。以後何回か改修が行なわれたと思われるが、明確な記録はない。
昭和二十年八月十一日の戦災により焼失し、同年十二月二十日復興した。昭和四十三年十一月二十四日本殿を改築し、平成二年三月二十五日拝殿を増改築して現在に至る。
鹿児島県神社庁公式サイト より。
御祭神:菅原道真公
祭礼日:3月25日・春祭、7月25日・例祭、8月16日・太鼓踊り(踊りの最終神社、無病息災・虫除け)、11月25日・秋祭
由緒:正確な勧請年月は不明であるが、天文22年(1552)社殿造立の記録有り。当時はまだ海岸の砂浜の大洲であったと言い、人々は洲崎天神と呼び親しんでいたという。
天和年中(1615〜1623)島津義弘公が廃壊した神社を再興したと記されている。延宝8年(1680)社殿を造営したが、元禄13年(1700)社殿焼失、元禄14年(1701)仮社殿を造り遷宮。
昭和20年8月11日空襲で社殿を焼失し、昭和23年11月20日仮宮を再建して遷宮。昭和43年社殿を新築し遷宮。平成2年拝殿を増改築。平成4年礼拝屋根を建設す。
社頭 |
入口の明神鳥居 |
境内の様子 |
神橋と神池 |
拝殿 |
本殿 |
御神木・大楠 根回り:12m、樹高:25.5m、樹齢:約460年 加治木町で、一番古くて大きな木だそうです。 |
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