大井上(おおいがみ)神社

姶良市加治木町小山田1136 (平成22年1月4日)

東経130度40分48.68秒、北緯31度45分39.00秒に鎮座。

 この神社は竜門小学校の東約260mに鎮座しています。遠くから大きな鎮守の杜がポッカリと見え、社頭には社号標や鳥居と共に「田の神さぁ」が置かれています。参道は全て石段で、境内に上がると直ぐに拝殿が建ち、境内社が二社本殿との間に祀られています。その他境内左には境内社が三社、覆い屋の下に保護され、此の地の人々の崇敬心を感じさせられました。

御祭神 齋火産霊命・奥津比古命・奥津比賣命

由緒
創建の年代は明らかではないが、平安時代栄えた藤原氏が、陸奥国柳津(宮城県)から勧請したとの説がある。文明十八年藤原象平が社殿を建立した棟札の記録、文明八年、天文八年に武運長久領内安全等の祈願を執り行った棟札の記録が残っている。
古くは老亀大明神と称えられ、後に老神大明神となり、明治十二年村社大井上神社となった。明治四十二年地区内に鎮座していた荒人神社、竈門神社、加賀神社、大山祇神社、端山神社を合祀し、小山田地区の産土神として現在に至る。
昭和六十二年六月改築した。
鹿児島県神社庁公式サイト より。

御祭神:齋火産神、奥津比古神、奥津比賣神、山・田・畑・家・家畜等を守る神
祭礼日:歳旦祭・1月1日、春祭・3月31日、夏祭及虫踊り・7月11日に近い日曜日、秋祭・11月11日
境内社:荒人神社、竃門神社、加賀神社、大山祇神社、端山神社
由緒:創建の年代は明らかではないが、平安時代栄えた藤原氏が陸奥国柳津(宮城県)から勧請したとの説がある。
文明8年(1476)藤原象平が社殿を建立した棟札の記録。文明8年、天文8年に武運長久、領内安全等の諸祈願を執り行われた棟札の記録が残っている。
古くは老亀大明神を称えられ、後に老神大明神となり、明治12年村社大井上神社と改称した。明治42年地区内に鎮座していた荒人神社、竃門神社、加賀神社、大山祇神社、端山神社を合祀し、地区の産土神として崇敬を受けている。

鎮守の杜遠景
社頭
参道入口に立つ鳥居 社号標
「村社大井上神社」
参道入口に置かれている「田の神さぁ」
 
石段参道の様子
拝殿
拝殿と本殿の間に祀られる境内社:荒人神社、竃門神社
 
本殿
境内社入口と、境内社:大山祇神社、端山神社、加賀神社
石造物 「征露記念」碑