石神神社

善通寺市下吉田町(平成21年3月30日)

東経133度46分48.96秒、北緯34度14分1.78秒に鎮座。

 この神社は高松自動車道・善通寺ICの南西約1km、八幡神社北に鎮座しています。八幡神社の大きな社叢の続きに鎮座しているので、もしかしたら八幡神社の境内社なのかもしれませんが、入口が全く別方向に付けられているので、別社として掲載します。

 御祭神:少彦名神
 由緒:この神禮初めは小石だったのが、諸人が多く崇信したのでだんだん大きくなり、今は一人では動かせないほどになったという。また、瘡を患ふる者が當社に祈れば必ず霊験ありと伝えられ、往古より参拝者頗る多し。(県神社誌より)

神社入口
社号標 入口取りに架かる額「石神宮」
入口にいる安政3年生まれの讃岐型狛犬
この狛犬はかなり長い垂れ耳で、眉毛も口蓋近くまで垂れ下がり、穏やかというか老成した感じがします。補修の跡があり大事にされているようです。
狛犬の拡大写真はこちらで
(安政3年(1856)10月吉日建立)
拝殿
拝殿前に置かれた焼香台 拝殿に架かる額「石神社」
拝殿屋根上の瓦材狛犬
この地域の屋根狛は変化に富んだ物が多いのですが、この社の狛犬はかなり変わった顔つきで、阿は模様入りの玉を持ち、吽はお腹の下の子狛を連れています。
拝殿内の様子
この壷とヒシャクと湯飲みは何のためにあるのでしょうか?
本殿
石碑 石碑