鵜羽神社

高松市屋島西町 (平成21年3月28日)

東経134度05分43.51秒、北緯34度21分45.28秒に鎮座。

この神社は、屋島半島の西側、浦生漁港の北北東200m程の辺り、浦生公民館の東側に鎮座しております。屋島城址から流れる谷が、海に注ぐ位置が浦生で、鑑真が山頂に屋島寺建立の為、上陸した所と伝えられている所です。この地に、豊玉姫命が産屋を建て鵜茅草葺不合尊を生まれた所と伝えられているようです。

トヨタマビメは海宮で懐妊したが、天神の子を海の中で生むわけにはいかないとして、陸に上がってきた。浜辺に産屋を作ろうとしたが、茅草がわりの鵜の羽を葺き終らないうちにトヨタマビメが産気づいたため、「ウガヤフキアエズ(鵜茅葺き合えず)」と名付けられることになった。トヨタマビメは、「他国の者は子を産む時には本来の姿になる。私も本来の姿で産もうと思うので、絶対に産屋の中を見ないように」とホオリに言う。しかし、ホオリは産屋の中を覗いてしまい、そこにトヨタマビメが姿を変えた八尋和邇が這い回っているのを見て逃げ出した。トヨタマビメはホオリに覗かれたことを恥ずかしく思って、産まれた子を置いて海に帰ってしまい、代わりに妹のタマヨリビメ(玉依毘売)を遣わした。トヨタマビメは、ホオリが覗いたことを恨みはしたが、やはり恋しくて、タマヨリビメを通してホオリと歌を詠み交わした。
『ウィキペディア(Wikipedia)』より

神社入り口。右手に寝かされている丸い柱は鳥居のように見えるが何処に立てる、又は立っていたのでしょうか。

入り口を護る狛犬。拡大写真はこちら。

(安政3年(1856)8月吉祥日建立)

拝殿

屋根の飛び狛

本殿

境内の末社

地神社(社日) 石祠