瀧本神社

高松市前田西町 (平成21年3月28日)

東経134度6分56.18秒、北緯34度18分27.83秒に鎮座。

この神社は、高松の南東郊外、高松自動車道・高松東ICの比較的近く、古墳を背に鎮座しております。古墳の説明はあるのですが、神社の説明は無く、由緒、御祭神等詳細は不明です。書いてもしょうがない気もしますが、外に書く事も無いので、古墳の紹介を。

瀧本神社古墳
 この古墳は、瀧本神社の社殿の背後にある。
直径十五〜二十m、高さ一.五mの円墳である。
墳丘中央付近には、破壊により半壊したと思われる横穴式石室がある。
 県内にある横穴式石室を持つ古墳の平面形は羽子板状であるのに対して、この古墳の石室は「T]字形になっていることで知られている。
 この古墳からは、小型の石棺が出土したとも言われ、「T」字型の石室とともに県内では唯一の事例であり、この古墳の特徴となっている。
 築造時期は出土遺物が明らかでないため、不明ではあるが、諸条件から六世紀末から7世紀初頭と考えられる。
高松市教育委員会

神社遠景

神社入り口

阿吽で建立年代が異なります。どんな事情があったのでしょうか。拡大写真はこちら。

(阿:元治元年(1864)8月15日、吽:明治25年(1892)8月29日建立)

拝殿と本殿

境内左手に咲く桜。思わぬ所で花見を楽しんでしまいました。