庄ノ宮神社

高松市西春日町 (平成21年3月27日)

東経134度01分27.45秒、北緯34度18分59.48秒に鎮座。

この神社は、高松市の南西、高松市のベッドタウンと言って良いのでしょうか。西春日団地の西側、浄願寺山の麓に鎮座しております。団地の北外れの坂道を西へ上り、灯籠の並ぶ参道を暫く行くと、やがて鳥居が見えてきます。

庄ノ宮神社由緒之碑
 本社は、興田別尊、足仲彦尊、気長足姫尊を祀り、往古奥野鶴尾八幡宮又は庄ノ宮と呼ばれ、現在は山浦神社と号し坂田の郷の鎮守神として、氏子崇敬者より尊崇せらる。御当社は創立年月日不詳と雖とも。人皇第五十一代平城天皇の御宇大同三年(808)の勧請と云伝う。御創祀されてより今日に至るまで、御神徳の宏大無邊昼夜わかたず御加護下さる。室町時代の明應頃、片山志摩鷺田の片山城に住うにいたりてより、殊に御当社に崇敬篤かりしと云う。江戸時代宝暦四年(1754)の神輿鏡、明和四年(1767)片山勝直奉納の八蓮葉の鏡、今尚在り。昭和五十四年老朽の本殿、拝殿を氏子崇敬者一致協力、新しく造営落成す。
ここに神縁離るべからざる氏子崇敬者に、氏神と氏子の間に由緒の存することを明にし益々崇敬の念を厚くし、御神徳を拝謝し、悠久の未来まで、庄ノ宮を中心に発展を培はるべく期待するものである。
原文はこちら。

参道入り口

参道

参道

参道の石段最上部左右に控える、年代不明の狛犬。拡大写真はこちら。

拝殿

「八幡宮」の社額と拝殿内部

本殿

社日。普通は天照大神を正面に書いた五角形の石柱を指しますが、ここでは石祠のことなのでしょうか。

境内より見る西春日町の町並み

御旅所への参道

鳥居

御旅所