中野天満神社

高松市番町5-1-18 (平成21年3月28日)

東経134度02分46.88秒、北緯34度20分06.67秒に鎮座。

この神社は、香川県庁の南側150m程の辺り、高松のほぼ中心に鎮座しております。都市の神社らしくビルの上に、コンクリート造りの社殿を持つ神社です。

中野天満神社(通称大天神)
祭神
学問の神様、菅原道真公
幼少より学芸(とくに詩歌、書)に秀いで神童の名があった。朝廷に出仕して、分童博士・讃岐守などを歴任して治績を挙げ更に右大臣にまで進められたが藤原氏の嫉むところとなり、九州太宰府に貶ぜられ、その地で薨去した。
純粋で誠に徹した生涯を景行し神となす。
由緒
初め中ノ村天神と称し香川郡中ノ村に鎮座していたが、慶長六年(1601)現在地に遷座された。松平頼重公(讃岐松平の藩祖)は菅神尊崇の念厚く藩学振興の拠り所として神域の拡張、祭田寄進と共に輪奐を整え社号も現在の中野天満神社に改めた。昭和二十年七月高松大空襲によってこれら建造物はことごとく烏有に帰したが崇敬者有志により昭和四十四年現在の社容に再建された。
境内由緒書より。

神社全景

社号標と神社入り口

境内

鳥居

拝殿

拝殿前の狛犬。高松大空襲時、建造物はことごとく烏有に帰したそうですが、この狛犬は無事だったようです。流石、藩学振興の拠り所。台座に「藩中」の文字が見えます。空襲時は何処かへ避難していたのでしょうか。拡大写真はこちら。

(安政5年(1858)7月吉日建立)

本殿

後藤芝山神社 不明
筆塚 百度石

撫で牛

学業成就の絵馬

境内より見る下界の景色