高松市円座町 (平成21年3月27日)
東経134度00分58.73秒、北緯34度16分54.31秒に鎮座。
この神社は、琴電琴平線・円座駅の東500m程の辺り、香東川西岸に鎮座しております。
後祭神:應神天皇
御由緒
天喜元年(1713)の創祀にして、同年本殿造営天治元年(1784)拝殿を造営すと言ふ。一説に天治元年當村、北原孫太夫の創建元久五年四月再建せらるとも言ふ。玉藻集に「治承年中中井右馬允再興」とあり、天正年間兵火に罹り、寛永年間再興ありて元文年間修造せらる。明治十五年八月大暴風雨の為、社殿大破せしを以て翌十六年九月再興に着工し同十九年八月竣功せり。
この由緒書の紀元は西暦でなく皇紀。660年を引くと西暦になります。しかし由緒書と言うより、社殿の造営記録と言った感じです。
神社入り口
神門と社号標
神門前の狛犬。拡大写真はこちら。
(寛政4年(1792)6月吉日建立)
屋根上の狛犬。ここ香川県では飛んでいないようです。
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(寛政12年(1800)8月建立)
拝殿
向拝下の彫刻
注連縄
木鼻
屋根上の飛び狛
拝殿内の神殿狛犬
本殿
王子大権現
屋根上の飛び狛
和田積神社
文永年中廣旗神社氏子等の本祀せし所にして香川郡西の請雨祈願所たり。旱魃毎に雨を祈り大政所並に、各村政所役人及び各村組頭は長百姓を、惣代として日々参拝するを例とせり。當社に関する費用は総て郡費用として、大政所より支辨せられたり。元禄十二年六月大旱魃あり、同七月請雨祈祷の節、著しき神験ありて、藩主松平頼常大に感じ神像を城内に、奉遷して崇敬せしが、後護智院に遷座し、明治初年石清尾八幡宮に遷り、後又旧祠に復遷せらる、青龍宮と稱せられ初め御神像は、長福寺に安置せられたりしが、生駒氏廣旗神社境内に祠を建て、供米若干附して雨請祈祷所とせり。
青龍宮、全景と社殿
左より、素波倶羅神社・荒神社・玉穂神社・護国神社
金刀比羅宮
天満宮
地神社(社日)