諏訪神社

仲多度郡まんのう町真野(平成21年3月31日)

東経133度51分35.83秒、北緯34度10分12.95秒に鎮座。

 この神社は、県道200号線に諏訪神社の看板があるので、その角から西に向かうと160mほど進んだ右手に鎮座しています。随神門を潜り境内にはいると、参道の中程左手に境内社・龍王神社が祀られています。巨木が覆い被さるような参道を尚も進むと、明るく広々とした境内中央奥に、大きく綺麗な拝殿と、石垣が積まれた上に本殿が建立されています。その他、境内社、末社、社日なども境内隅に点在しています。

 御祭神:建御名方命、大年神、地神大神、下照比賣命、御年神
 境内社:龍王神社等
 由緒:弘仁3年(812)山川大膳宗久の創祀と伝えられ、その後 永久5年(1117) 山川常丸の弟勝雄が再興し、応安6年(1373)には山川市頭や長尾城主・長尾氏一族が武運長久祈願のため改築しました。その時に遷座する予定でしたが、仮殿が破壊して遷座する事が出来ず、金光院・神野寺等に17日間参籠し遷座が出来たと云うことです。天正17年(1589)山上分左衛門、新六、彌十郎及び総氏子が社殿を造営、その後も元和9年(1623) には営繕が成就、願主は太良右衛門、四良衛門、及び総氏子でした。江戸時代末期、嘉永7年(1855)には本殿改築、明治35年に修営、大正6年には拝殿及び神門を改築しています。
 昭和3年神饌幣帛料供進神社に指定されています。
(県神社誌より)

参道入口の鳥居 鳥居に架かる額
社頭
随神門前、嘉永5年生まれの出雲丹後丸尾型狛犬
讃岐タイプの原型でしょうか?金比羅宮の天明元年(1781)丸尾タイプと同じ顔つき、尾の形をしています。
狛犬の拡大写真はこちらで
(嘉永5年(1852)秋建立)
随神門 社号標
境内の様子
拝殿
拝殿屋根上の飛び狛さん
拝殿向拝下彫刻・狛犬の親子
拝殿木鼻・狛犬
本殿
境内社:龍王神社入口
龍王神社を護る岡崎現代型狛犬
(昭和41年(1966)1月吉祥日建立)
龍王神社社殿 龍王神社社殿内の様子
境内社:天満宮
末社 末社群
境内社 地神社(社日)