中通八幡神社

仲多度郡まんのう町中通(平成21年3月31日)

東経133度57分45.74秒、北緯34度8分21.49秒に鎮座。

 この神社は琴南中学校の東隣、土器川沿いに鎮座しています。神社庁への届け出は「八幡神社」、鳥居の額には「中通神社」とあり、案内板には「中通八幡神社」と書かれています。元々「正八幡」が鎮座していたこの地に、明治期、中通社と三條神社を合祀した様です。
 豊かな森を背景に玉垣のない開放的な感じの神社で、入口の鳥居、随神門、境内、社殿、末社等、綺麗に整備・清掃された気持ちの良い神社でした。

 御祭神:應神天皇、神功皇后、姫大神、合祀祭神:(中通神社)底筒之男命、中筒之男命、上筒之男命、櫛磐窓命、豊磐窓神、(三條神社)田心姫命、湍津姫命、市杵島姫命
 由緒:社伝では、貞観年中(859?876)山城国・男山八幡宮鎮座当時の創建で、後に永正10年(1513)新名弾正が社殿を造営しました。
 古今名勝図絵には「當社は正暦元年(990) 大川の麓に赤白旗八流天降りける故に小社を建て八幡宮と崇奉る。永正10年(1513)新名弾正軍旅の時祈願をこめて出陣ありしが奇特ありしかば社殿造営有て正八幡と唱 奉りける」とあります。又、全讃史に「正八幡宮 在 中通村一村之社也」と見えます。
 明治14年近隣の村社中通社及び三條神社を合祀しています。
 昭和9年12月、本殿・幣拝殿・拝殿を改築しました。
(県神社誌より)

社頭
入口の明神鳥居 鳥居に架かる額
「中通神社」
随神門
拝殿
拝殿屋根上にいる狛犬
この地域では、結構飛んでいない狛犬を見かけました。
本殿
境内社 境内社
境内社 末社群
御旅所 地神社(社日)