大歳神社

仲多度郡琴平町上櫛梨1261 (平成27年10月25日)

東経133度49分12.03秒、北緯34度12分30.51秒に鎮座。

この神社は、琴電琴平線・琴平駅の北2.5km程の辺り、上櫛梨のまばらな民家の中に鎮座しております。

御祭神 比売多々良伊須気余理比売命(神武天皇御后)

由緒
その昔景行天皇の王子神櫛王が南海に巣くう悪魚の討伐戦勝を神に祈願していた折、一人の翁が現れ王子が「この地に神おわすや」との問いかけに翁答えて曰く「この地に二神あり。一に大麻、一は大歳の神なり」と、王子大いに歓び大麻大歳の社に詣で両社の御神霊を祭神として移御し奉ったと大麻神社の古記には識されている。それ程に大歳神社は旧い創祀と悠久の歴史、格式を有する古社であり、大麻神社とは深い縁でもって結ばれている。上櫛梨の地名は神櫛王の御名に、また大歳のやしろ名は上櫛梨の産土神である大歳の神に因む由緒を秘めている。
近世にいたっては、丸亀藩主の金毘羅参詣の途上には決まって当社への参拝奉幣がなされていたし、また、当社の御旅所が遥か塩入村(現仲南町)八丁谷七曲の在所にあって、その道すがらには、他に比類なき百七基の鳥居が寄進されていたが、それも、十八世紀の安永年間の頃には、御旅所ともどもその姿を消した。しかしながら今なお、御輿渡御休みの石積跡が保存されていて往時を偲ぶよすがになっている。
境内由緒書き より。

参道入口

注連柱

参道入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

神門

拝殿

屋根上の飛狛

本殿

本殿左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
本殿縁側のはじめ狛犬

八幡神社

呟神様 出雲神社

地神社(社日)