宇閇(うのい、うべ)神社

丸亀市綾歌町岡田下695 (平成27年10月25日)

東経133度51分48.33秒、北緯34度12分42.71秒に鎮座。

この神社は、琴電琴平線・岡田駅の南700m程の辺り、岡田の小さな岡の上に鎮座しております。

御祭神 武内宿禰命・品陀和氣命・菅原道眞公

由緒
宇閇神社は「延喜式神名帳」に載る讃岐廿四社の一社である。
祭神の武内宿禰命は履中天皇の時、因幡国(現在の鳥取県)宇部に現われ、「宇倍ノ神」として奉祀された。「延喜式」が完成したのは十世紀の初頭であるから、それまでには当地に勧請されて「宇閇神社」と称し、里人の尊崇を集めてきたのであろう。当社には鳴弦蟇目の射術が神事として伝来していたことから、中世には近在の武士の尊敬をも集めていたことが伺われる。その後一説には鵜足郡長炭村から品陀和氣命を奉斎し、また環池の辺りに鎮座していた天満宮を合祀して、いずれも相殿としてお祀りした。明治4年(1871)郷社に定められ、郷中一の宮となった。
改築前の拝殿は、明治19年(1886)旧鵜足郡大庄屋木村家の寄進によるもので、よく風雪に耐え、その社格を誇示してきた。しかしながら、築後永い年月を経過しており、今般氏子相集い協議の結果、幣殿と共に改築することに衆議一決、氏子並びに崇敬者の方々から多くの浄財が寄せられて社殿の造営が成り、先年の社務所新築と併せ平成の大整備が成就した。
境内由緒書き より。

国道438号

国道438号から見る参道入口。左手は御旅所。

一の鳥居と社号標

御旅所

注連柱

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。
(文久元年(1861)辛酉5月建立)

参道

神門

境内入口

拝殿

本殿


稲荷神社

末社 地神社(社日)