池田神社

東かがわ市落合(平成19年3月27日)

東経134度19分01.77秒、北緯34度15分00.26秒に鎮座。

この神社は11号線と130号線がぶつかる落合の交差点より東へ400m程の辺り。住宅地の中に鎮座しております。享保の大飢饉の時、村の窮状を藩主に直訴した、池田彦七翁が祀られています。現代ほど農業技術の発達していなかった江戸時代、自然条件により凶作から飢饉となり現在では想像すら出来ない惨状が人々を襲ったようです。特に、享保17年(1732)の夏には西日本一帯にウンカが異常発生し、田畑の収穫は壊滅的な打撃を受け、この年は大凶作となり、翌18年(1733)にかけて大飢饉となって多くの犠牲者が出たようです。飽食の現代人もたまには、日本各地に残る、農民や農業に一身を捧げ、後神となった霊に手を合わせ食べ物の大事さに思いを巡らして欲しいと思います。

神社入り口

社殿

これから先も永くお守りして戴きたいと思います。

翁の詳しい話は「伝えたいふるさとの100話」で紹介されています。