駒形神社

遠野市綾織町下綾織31-37-38 (平成17年7月30日)(平成26年8月23日再訪)

東経141度27分55.39秒、北緯39度18分44.58秒に鎮座。

この神社は釜石線・岩手二日町駅の南1.1km、綾織町下綾織向地区に鎮座しています。ここの境内には一面に山百合が咲き誇り、その香りのあまりの強さに、百合好きの私でさえ頭がクラクラするほどでした。

御祭神 保食神・月讀之神

由緒
もとは蒼前駒形明神をまつり、のちに男性器の形の石棒を御神体としています。若い女たちが田植の最中に目鼻のないのっぺりいた子供に赤い頭巾をかぶせて背負った旅人が通り、置いていったのがいまの御神体とされています。境内の竜石の話もあわせて『遠野物語拾遺』第14話と第15話にのっています。
境内由緒書き より。

由緒
享保年中(1716-1736)頃、南部馬育生者二、三相寄り堂宇を建立。馬頭観世音を祀りしと伝う。
明治初年公式神社となる。昭和二十六年(1951)同村月山神社合祀す。社殿・境内を整備し祭典も盛大に執行さる。
岩手県神道青年会公式サイト より。

神社遠景と一の鳥居

社号標と神社入り口

二の両部鳥居

境内は何処を見ても見渡す限り百合、百合、百合・・・・。こんなにたくさんの山百合の群落を見たのは生まれて初めてです。

拝殿

本殿


古峰山文字碑
金比羅大神文字碑 庚申塔文字碑