伊豆神社

遠野市上郷町来内権現(平成17年7月29日)

この神社は遠野市街地から238号線で南下し約6.3km、権現バス停より少し南に鎮座しています。案内板によると、大同年間(806〜810)に早池峰山を開山した始閣藤蔵が厚く信仰した神社で、江戸時代までは伊豆権現といい、早池峰権現の親神と呼ばれていたようです。又遠野物語には、伊豆神社が遠野三山の主を決める舞台となったことが書かれています。またここには裏参道入り口に陶器製の狛犬が、表参道からの境内入り口には岩手独特の体育座り狛犬が居て狛犬ファンには必見の神社といえましょう。

神社入り口

拝殿

本殿

まるで石の固まりのような体育座り狛犬。目と口が大きくマフラーのような鬣が面白い。直置きに近く、身体の刳りはほとんど有りません。

正面から

前方から

拝殿側から

後方から

陶器製の装飾的な狛犬。恫喝しながらも小首をかしげているところが面白く、同じ陶器製でも備前とは随分感じが違います。

正面から

拝殿側から

背後から

裏参道入り口

狛犬の拡大写真はこちらで