遠野市上郷町細越佐野(平成17年7月29日)
この神社は国道283号線・桑畑で踏切を渡り山側に向かいます。林道のような道を約1.2kmほど走ると、山の中に静かな佇まいを見せた日出神社が鎮座しています。案内板には、元々細越村の日出大明神はある医師がお祀りし尊崇していたものですが、その医師が逝去後、和光法印が神を祀った霊地である。本尊は薬師如来で日光、月光菩薩を従え、十二神将を守護し災難、病魔を除く御利益は他に勝るものである、とあります。詳しくは下記写真でどうぞ。因みに現在の御祭神は少名彦那命と大己貴命です。ここは案内がオーバーでないような深遠たる雰囲気を漂わせ、如何にも神の坐します神聖な霊地を感じさせています。またカッパ頭の個性的な陶器製の狛犬も居りました。
(昭和16年11月17日建立)
社号標と参道入り口
境内入り口
拝殿
本殿
カッパ頭で個性的な陶器製の狛犬。備前の狛犬は判で押したように類型的ですが、ここ南部の陶器狛犬は皆それぞれ個性的です。何処の窯の制作か知りたいものです。
ご神木
正面から
前面から
社殿側から
背面から