日枝神社

遠野市遠野町杉山(平成17年7月30日)

この神社は遠野小学校南脇から一直線に東に向かい、その突き当たりに鎮座しています。周囲を深い杜に囲まれた気持ちが落ち着き、心休まる神社でした。案内板によると大山咋神を祀り、「大日さん」として親しまれているそうです。当初、阿曽沼公藩政の代には、大日堂に祀られており、八戸南部公 が遠野の地に移封後は代々出羽三山を信奉していました。現在の境内地には、第23代義長公が貞享2年(1685)大日堂を遷座し、湯殿山から分霊を勧請し、神木 として桜を境内に植えたことに始まるそうです。 明治になり日枝神社と改称しました。詳しくは下記写真でどうぞ。

(昭和42年旧6月1日建立)

(昭和6年5月建立)

神社遠景

神社入り口

境内入り口

社殿

社殿正面の鶴、亀の彫刻

境内入り口の陶器製の狛犬。遠野で4対目の陶器狛犬ですが全てオリジナル、皆感じが違います。ここ南部では石の狛犬も個性的ですが、陶器狛犬も皆、個性を発揮しています。

境内社・天満宮

境内社・子護稲荷社

境内社・天満宮前の狛犬。口髭のせいでしょうか、惚けたおじさんタイプです。

市指定天然記念物のエドヒガンザクラ

境内の様子