伊勢両宮神社

遠野市六日町7-6 (平成26年8月23日)

東経141度31分21.43秒、北緯39度19分35.91秒に鎮座。

この神社は、JR釜石線・遠野駅の西南西1.2km程の辺り、釜石線のすぐ南側に鎮座しております。

御祭神 天照大御神・豊受大神・大山咋命

由緒
伊勢両宮神社は、通称「お神明さん」の名で親しまれている。一説に、中世の遠野領主・阿曽沼氏の時代に土淵町似田貝に勧請され、天正年間(1573〜1592)に遠野町の南方にある大平山に移り、正徳元年(1711)遠野南部氏によって現在地に遷宮されたと伝えられている。遠野三社の一つとして、古来より領主や町人達の信仰があつかった。境内地には、松尾神社と経ケ沢稲荷神社が祀られている。・・・・
境内由緒書き より。

由緒
当神社は阿曽沼広綱の時代、遠野郷民達が伊勢参宮の際拝受せる大麻を尊拝すべく小祠を建立して祀り、御伊勢堂と称し処々にあり。南部利戡の代に至り郷民達が伊勢両宮の神威の昂揚をはからんとして新たに猿ヶ石川岸に宮地を卜定し宮社を建立し、土淵似田貝の御伊勢堂より神霊を遷座す。後に遠野南郊に祀ってある御伊勢堂の神霊をも合祀し、正徳元年(1711)九月五日、盛大なる遷座祭を挙げ神明宮と称す。
宝暦四年(1754)秀麗なる神輿奉献され、遠野五町内わたり渡御神事盛大に斎行さる。以後三年毎に斎行される慣例となるも、凶作・重税等により中断の時期あり、明治維新後伊勢両宮神社と改められ、明治五年(1872)村社に据えられ、大正二年(1923)供進神社に指定さる。
岩手県神道青年会公式サイト より。

境内の南100m程の辺りに立つ一の鳥居と社号標

二の鳥居

拝殿

拝殿前の5陶器製狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和54年(1979)8月建立)

本殿


松尾神社