巖龍(がんりゅう)神社

遠野市小友町33-4 (令和5年7月28日)

東経141度25分31.59秒、北緯39度16分06.37秒に鎮座。

この神社は、JR釜石線・荒谷前駅の南南西5km程の辺り、小友町の街外れに鎮座しております。

御祭神 日本武尊命

由緒
巖龍神社の創建の時代は明らかではないが、『小友村勝蹟志』によると、小友村の常楽寺の開祖無門和尚が、寺の鎮護として不動明王を勧請して巖龍山大聖寺と称し、不動巖を本尊としてあがめ、羽黒派修験の源龍院が、別当職をつとめるようになったと伝えられる。元禄年間(1688〜1704年)には拝殿が建立、次いで文化6年(1809年)本殿が建立され、不動明王の仏像が安置された。明治5年(1872年)には、神仏分離政策のため、祭神を日本武尊に改め、巖龍神社となった。2月28日に行われている「小友町裸参り」は貴重な民俗行事として、遠野市指定民俗文化財となっている。
巖龍神社の背後にそびえる不動巖は、高さ約54mの巨岩で、岩の面が竜のうねった形に似ているといわれ、岩のふもとに不動明王を祀ったので不動巖と呼ばれている。大正13年(1924年)には岩手日報社企画の岩手三景に、昭和25年(1950年)には同社企画の日本百景に選ばれており、古くから四季を感じさせる景勝地として親しまれている。不動巖と巖龍神社は、平成20年(2008年)に遠野遺産に認定された。
境内由緒書き より。

参道入口

鳥居と社号標

境内

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

本殿覆屋


八幡神社

石碑

不動岩