紫波郡紫波町東長岡天王(平成17年7月25日)
この神社は国道456号線、東長岡支所前交差点すぐ近くに鎮座しています。由緒によると延暦年間、坂上田村麻呂が東夷征伐に訪れた折にこの地に軍を止め、遂に戦勝したので、翌年陣跡に素戔鳴尊 を祀ったのが始まりとされています。その後武士の尊崇厚く、南部の歴代藩主からも厚遇されていたようです。古くは朝日森社とも牛頭天王社とも呼ばれていましたが、明治の太政官布告により八坂神社と改称されました。以来紫波郡河東一宮として崇敬されてきたようです。ここの入り口には角付きの狛犬が居て、まるで歌舞伎の大見得をきったような姿をしていました。
(平成6年7月吉日建立)
神社入り口
船形手水
顔に歌舞伎の隈取りを入れ、大見得を切っているしょうわ狛犬
境内への階段
拝殿正面と境内の様子
豚のような鼻をしているしょうわ狛犬
拝殿側面と奥に本殿
本殿
御輿殿
華やかに飾り付けたお御輿
御輿殿の中に木彫の十二支がいました