秋津神社

紫波郡矢巾町和味大白沢28 (令和5年7月29日)

東経141度04分41.46秒、北緯39度36分29.00秒に鎮座。

この神社は、東北自動車道・盛岡南ICの南西6km程の辺り、和味大白沢の街外れに鎮座しております。

御祭神 秋津彦命

由緒
本神社は、大白沢山麓にあり、和味・北伝法寺・煙山・室岡・太田・白沢・北郡山の八ヶ村御高三千石、百六十五町歩の水田を灌漑している。大白沢川が飛瀑を作りながら北麓を流れ、欝蒼とした老杉が、その渓畔を覆う。そして社側より教条の清泉が湧き、大自然の神秘造化の神の威力を感じる仙境である。
書上げと由緒によると、創立は文治五年(1189)源頼朝の命によって水利関係の村において奉斎させたとある。元文年中(1736-1740)に書上げの南部領寺社修験本末支配には正徳年中(1711-1715)の勧請とある。
往古は大白沢清滝大明神、あるいは単に滝明神と称し、旧八月十七日、水利関係の村で祭典を執行した。
宝暦十四年(1764)六月には藩主利雄公の命による官営の堂宇大修理をした。明治三年(1870)祭神を秋津彦命として秋津神社と改称し、同四年(1871)村社に昇格、例祭日を九月七日と定め和味北伝法寺の産土神とした。
大正九年(1920)に基本財産蓄積規定を制定し神饌幣帛供進神社に指定されている。
岩手県神道青年会公式サイト より。

神社入口

入口左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和14年(1939)7月建立)

拝殿

拝殿内部

本殿


磐座