下閉伊郡田野畑村羅賀107 (令和5年8月1日)
東経141度56分33.18秒、北緯39度56分14.06秒に鎮座。
この神社は、三陸鉄道リアス線・田野畑駅の南西700m程の辺り、に鎮座しております。
御祭神 天照大神・大宮賣命
由緒
延元2年(1337)5月、北畠顕家の泉州石津に戦死するや、息女宮姫賊軍の重囲を脱し郎党一人を伴い宝鏡(母の賜わりしものにて大宮賣命の像ありと伝う)奉じ難を南部氏に避けんと辛苦百余日にして当地に着す。
一祠を建て宝鏡を祀り、爾来当村鎮守として崇敬深かりしが、数年の後偶々幕府に聞え南部氏の戦士に囲まれ一眼を射られ海に投じて死す。後村人これを祀り、享保2年(1717)7月、大沢礼助外2名現在の地に神祠を建て大宮山神社と称す。明和元年(1764)12月、南部利雄九戸郡宰坂牛佐賜られて社殿改築をなさしめ、海岸巡視の際は親しく奉銭の儀を行いしという。嘉永6年(1853)5月5日、栄福院上野法親王に奏し大宮大権現と改む。
明治2年(1869)大宮神社と改称村社に列す。
境内由緒書き より。
参道入口
参道
二の鳥居
拝殿
拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)
拝殿内部
本殿覆屋
石碑