竹駒神社

陸前高田市竹駒町童子(平成17年7月29日)

この神社は大船渡線・竹駒駅の北約1.8km、に鎮座していますが、一の鳥居から境内までが何と1.5kmもある大神社です。創建は行基の開山で734年と伝えられ、伏見大社より金山守護神として勧請しました。御祭神は倉稲魂命と豊受姫神を祀り、旧県社です。その後陸前高田歴史探訪によると、平泉の藤原清衡が中尊寺建立の折、玉山金山を経営し、玉山神社と竹駒神社を奉斎、それからここの地名は竹駒と呼ばれるようになったと伝えられています。ここには狛犬が2対、狐が1対居ますが、全て赤い手拭いを被せられていました。これには何か意味があるのでしょうね〜。又不思議に思ったことは本殿の裏に末社が6社有るのですが、中央の社殿はまるで封印されているように、正面をコンクリート塀で塞がれていることです。ここの神様はどなたで何故こんな造りをしているのか何方かご存じの方はお教えください。

(昭和18年建立)

(文政7(1824)2月吉日建立)

狛犬の拡大写真はこちらで

竹駒駅近くの一の鳥居

600m離れた館地区にある二の鳥居

駐車場からの参道

神社正面入り口

入り口にいたしょうわ狛犬

ゴンギツネのように優しい目をしたお狐様

参道の朱の鳥居

この鳥居の傍に狛犬が居ます

頬かむりだとお顔がよく見えないのでしばし手拭いを取って頂きました。
阿吽とも目が異様に大きく、角付きで殆ど同じ顔つきです。変わった狛犬が多い岩手でも、この子は特殊な造りです。尻尾は細く背中に付いています。

拝殿

本殿

本殿裏の末社五社

本殿裏中央の、まるで幽閉された様な造りの社殿

境内裏の杜の様子

金華山、湯殿山などの文字碑

ご神木