天照御祖(あまてらすみおや)神社

陸前高田市矢作町神明前65 (令和5年8月2日)

東経141度35分29.26秒、北緯39度01分27.13秒に鎮座。

この神社は、JR大船渡線BRT・陸前矢作駅の北東700m程の辺り、矢作小学校のすぐ南側に鎮座しております。

御祭神 天照大神・武美加槌神・菅原道真公・他六神

由緒
正和年間(1312-1317)葛西の臣千葉大蔵大輔が気仙郡矢作村を初めて賜わり、矢作鶴舘城に居住し全盛を極めたとき、勧請したもので、殿内に真長作の古刀一振、兜一頭を納めて、天長地久・武運栄耀・住民の繁栄を祈願したという。
神社の後方(北西)には鶴舘城の外城跡があり、今も石垣・堀等が残されている。
文明十八年(1486)佐々木源太夫定光が禰宜として当神社に奉仕、以後その子孫が累代に渉り神主を務めている。
万治三年(1661)火災に罹り、社殿・什物を悉く失っているが、現存の御道場は明治のご維新までは不動尊を祀り、羽黒系の修験場として栄えてきたが、神仏分離令等により、修験場は廃止され、旧江刺県より天照御祖神社の社号を許され、明治五年(1872)村社となる。
宮司宅には今も当時の修験者を偲ばせる品々が残っている。大正八年(1919)十二月に社殿が改築され、今に伝わっている。(五年に一度大祭)。
岩手県神道青年会公式サイト より。

境内由緒書きはこちら。

参道入口

一の鳥居

参道

一の鳥居

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和13年(1938)戊寅2月吉日建立)

拝殿

拝殿前の岡崎型狛犬

拝殿内部

本殿覆屋


末社