新山神社

奥州市水沢区姉体町天神林28(平成22年8月21日)

東経141度10分51.08秒、北緯39度5分32.34秒に鎮座。

 この神社は陸中折居駅の東約3.4km、北上川右岸近くに鎮座しています。
 343号線から一本北に入った道路に入口があり、鳥居を潜ると参道沿いにはずっと杉の木が植林してあります。境内入り口には朱の両部鳥居が立ち、境内左側には新しくとても綺麗な社務所兼神楽殿が配されています。正面には入母屋造りの拝殿、その奥に弊殿、流造りの本殿が建立され、社殿脇には境内社が祀られています。

 御祭神:天津彦穂邇邇藝命、大日霎命、建御名方命
 祭礼日:4月16日
 境内社:天満宮、八幡宮
 由緒:桓武天皇、延暦二十一年(802)に坂上田村麻呂が東奥を鎮定し、胆沢城に関東より四千人を配して当地方に郷村を開発せしとき、郷中に肇国の神霊を勧請して開拓発展の守護神とする。
 大同二年(807)に郷中の新山林の地に初めて社殿を建立し、新山神社と尊称して郷村民崇敬す。
 嘉祥三年(850)に慈覚大師が東奥巡錫のとき新山大権現と改め、天台の寺格を創立して城脇山新山寺と称す。以来両部をもって奉仕す。
 貞享四年(1687)に内講の地に遷座し、後に天神林の現在地遷座す。祭日の六月十八日には葛西・柏山両家の祈願所として警固使が差遣され、伊達藩政まで恒例とす。
 建御名方命は、貞治元年(1362)に牡鹿郡石巻より内講の地に諏訪社を建立して遷座す。
 明治四年(1872)姉体村の村社に列す。明治三十八年(1905)例祭日を四月十八日に改む。
(「岩手県の神社」より)

神社入り口
社号標と一の明神鳥居
参道の様子
境内入り口に立つ二の両部鳥居
境内の様子
拝殿前、明治42年生まれの狛犬
岩手県にはユニークな狛犬が多いのですが、この狛犬もその中の一対といえるでしょう。人面顔で、縦ロールの先に渦巻き状のカールを沢山付けた短めの鬣、は虫類のような寸胴な体にワラビの芽を沢山集めた様な尾が張り付いています。素朴な様で技巧的、面白いですね〜。
狛犬の拡大写真はこちらで
(明治42年(1909)4月18日建立)
拝殿
本殿
本殿目抜き彫刻・龍
本殿木鼻・狛犬
境内社:天満宮 境内社:八幡宮
末社と石仏 社務所兼神楽殿
ご神木
拝殿前から入口を振り返る