立木八幡神社

奥州市水沢真城大檀14 (令和5年7月26日)

東経141度08分54.82秒、北緯39度06分53.48秒に鎮座。

この神社は、JR東北本線・水沢駅の南2km程の辺り、大檀の街中に鎮座しております。

御祭神 誉田別命

由緒
八幡神社はかつて銀銭山和泉沢館と言われていました。
延暦8年(789)、鬼子佐身(紀古佐美)軍が当地を侵略し、胆沢の盟主アテルイは近隣部族と連合して反撃し、壊滅的打撃を与えました。巣伏の戦いです。梵字でアジャリ塁戦神を祭り、真浄上人がこれらの戦死者を埋葬したと伝えられています。坂下から土をかけ次第に大きな段となったために、大檀の地名となりました。現神社の前は12代続く常善院泉沢寺といい、兵士の霊を弔いました。後に墓地を設けない寺院は寺として認められないことから、八幡太郎義家を御神体として祀り、併せてそれまでの寺の仏像も祀っています。
明治4年(1871)に堤尻村の村社となりました。およそ1200年の伝統を持つ格式高い神社です。
康平元年(1058)、八幡太郎義家が安倍貞任討伐のため兵を率いて泉沢館に来ました。のどが渇いて動けなくなった兵士たちのため、義家が石清水八幡に祈願して弓はずを地にさしたところ、清水が湧きだし兵士たちは喉を潤すことができました。このことから「銀銭清水」と名付けられました。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

二の鳥居

参道

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(昭和8年(1933)8月15日建立)

拝殿内部

本殿覆屋


末社

石祠等

銀銭清水