尾崎神社

大船渡市赤崎町鳥沢(平成17年7月28日)

この神社は市内から東に、盛川を渡り9号線で約6km、尾崎岬の入り口の海辺に鎮座していて、風光明媚な中に神社はいっそう静かな佇まいを見せていました。ここは式内社の陸奥國氣仙郡・理訓許段(りくこた)神社ではないか、といわれており、この海辺の神社は山頂の本殿に対する遥拝殿です。社伝によれば、延暦2年(783)の創建で、現在の御祭神は稻倉魂神、配祀は海住神です。その後、藤原三代や伊達氏の崇敬が厚く、気仙郡総鎮守となりました。

神社入り口

港に停泊中の
復元された千石船「気仙丸」

境内の様子

拝殿

奥州33観世音28番札所
千手観世音菩薩堂

境内脇の仏像

体育座りの狛犬には頬っ被りの手ぬぐいがかけてありました。

手拭いを取ると垂れ耳で鬣がマフラーのように巻き付いた厳めしい顔の子たちでした。頭の上には微かに窪みが有り、尻尾は短く、背中に付いています。身体に何か書いて有りますが読めませんでした。

入り口の魚貝藻の碑

狛犬の拡大写真はこちらで

(入り口から)

(奥から)

(正面)

(入り口から)

(斜め前方から)

(奥から)

(上から)