諏訪神社

盛岡市門(平成17年7月24日)

この神社は盛岡市街地の南東約4.8km、簗川と北上川に挟まれた門地域に鎮座しています。由緒によると、創建は文治5年11月で信州の諏訪大社より分霊しました。もちろん御祭神は建御名方命で、江戸時代には珍しい鮭魚神事が行われていましたが、明治になって川より鮭を捕ることを禁ぜられ、この神事は消滅しました。ここには太ももに文字の書いてある狛犬が居ましたが、これが何と明治時代の物でした。ここ岩手では明治になってもこんな古い形の狛犬と、狛犬自身に文字を書き入れる風習が残っていたんだ〜、と変なところで感心させられた神社でした。

(明治15年旧4月4日建立)

神社入り口

境内の様子

拝殿

本殿

何とも味わいのある顔つき、体つきの狛犬。
鬣の渦とストレートの微妙なバランスが面白い。

神楽殿

摂社・稲荷神社