盛岡八幡宮

盛岡市八幡町13-1(平成17年7月24日)

この神社は盛岡駅の東南東約2.5kmの広大な社地に鎮座しています。盛岡八幡宮HPによると、創建は今から約800年ほど昔、南部の藩祖である南部光行公が、 城を移した先の豪族の氏神を、ひきつづきこの地の守護神として城内に祀りました。それが盛岡八幡宮の前身の鳩森八幡社です。もともと南部家は先祖代々八幡神を氏神と仰ぐ家柄のため、城内の八幡社を篤く信奉しました。そのことが城下の民衆にも自然に八幡神を崇敬するようになり、新たに崇敬の中心となるべき八幡神社の造営が必要とされました。 寛文11年に南部29代重信公が、町の中心部を整え、 新八幡宮の造営に着手。延宝8年にはご本殿を始め、流鏑馬(やぶさめ)馬場等の主な建物や施設が整いました。御祭神は品陀和気命(応神天皇)"やはたのおかみさま"、"はちまんさま"と親しまれています。この八幡の由来は母である神功皇后が応神天皇を御出産されたとき、天から赤と白の沢山の旗が舞い落ちてきました。この沢山の旗(幡)から八幡(はちまん・やはた)の名がついたと伝えられています。
この日は夕刻から浅野温子さんのコンサートが境内で行われるとかで何か騒がしくおちおち参拝が出来なかったのが残念でした。

(昭和7年12月吉日建立)

(大正13年9月15日建立)

(平成11年1月11日建立)

社号標

表参道入り口

空を仰ぎ高らかに笑うがごとき阿と、じっと見つめる吽の、愛嬌者のしょうわ狛犬

小顔で端整な顔立ちの堂々たる狛犬

宝塚のフィナーレを飾るかのように広い石段の境内入り口

上記の階段脇のこの巨大な中国狛犬は、一体どうしたわけでここにいるのでしょう?

拝殿正面

拝殿側面と社務所

拝殿内の様子

ここには神殿狛犬ならぬ神殿狛鳩が居りました

神宝殿

神宝殿前のおもしろ狛犬。ここまでユニークな物には早々お目にかかれません。

末社・十二支神社

高培神社・庖丁塚
御祭神は磐鹿六雁命(いわかむつかりのみこと)で、調理を商売にしている人々の守り神。この神さまが祭られているのは関東以北ではこの神社だけだそうです。

駐車場からの参道には、未だに紫陽花が咲き乱れていました

北参道入り口には大きなしょうわ狛犬が鎮座

広大な社地を横切る北参道入り口

(天和元年(1681)建立)

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