三ッ石神社

盛岡市名須川町(平成17年7月24日)

盛岡駅の北東約1.8kmの那須川町の東顕寺裏手に、この神社は鎮座しています。この地で最も古い神社であるといわれ、ご神体は高さ3メートルもある三つの花崗岩です。注連縄が張られた三個の苔むした岩は、その昔岩手山が噴火した時に飛んできた石といわれ、いつの頃からか「三ッ石さん」と呼ばれて人々の信仰の対象となってきました。ある時羅刹(らせつ)と呼ばれる鬼が現われ、悪事の限りを尽くしたので、困り果てた人々は三ッ石さんに悪鬼の退治を祈願しました。三ッ石様はその願いを聞き入れて悪鬼を捕え、二度と悪さをしないよう、鬼に誓の証しとして手形を押させました。以来、鬼の手形のあとには、苔が生えなくなったといわれています。これが岩手の名の由来となり 鬼の退散を喜んだ人々は三ッ石さんのまわりを「さんさ、さんさ」と言って踊ったのが、この地方に今も伝えられる「さんさ踊り」の始まりと言われています。

神社入り口

拝殿と三ッ石

後方から写した拝殿と三ッ石

本殿

拝殿の壁の手形