熊野神社

盛岡市上太田蔵戸 (平成26年8月20日)

東経141度06分10.58秒、北緯39度41分46.72秒に鎮座。

この神社は、東北自動車道・盛岡ICの南1.5km程の辺り、高速道西側水田地帯に鎮座しております。

御祭神　伊弉册命

由緒
昔、紀伊の国熊野三山を信仰し深山幽谷に入って修行を積んだ修験者、山伏達が当時、遠く国の政治力の疎なる地方へ趣き住民の貧苦や自然災害等に悩み苦しむ住民の心をしずめ精神的な支えとなっていたのであります。
その頃、黒っぺと称せられた一団の奉持して来た熊野の神の別当として文明2年(1470)に寿楽坊が修験職を奉じ玉山の西福院に代って当地区を支配し永禄年間(1558〜1569)には神社を当地へ勧請しました。その後、洪水を始め様々な住民の苦しみが改善され慶長11年(1606)には藩主利直公（南部利直（なんぶ としなお）陸奥盛岡藩の初代藩主）より賞詞を頂き、邸（30間）を拝領し現代に続いて居ります。
境内由緒書き　より。

神社入口

神額

境内

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(慶応元年(1865)8月朔日建立)

拝殿内部

本殿

出羽三山