宮古市熊野町蛸ノ浜(平成17年7月26日)
この神社は宮古市街の東259号線から愛宕の信号で248号線に入り、鍬ヶ崎小学校横に鎮座しています。伊邪那美命(いざなみのみこと)を御祭神とし、天保5(1834)年に火災のため古文書を全て焼失してしまいました。山根三十郎が初代神主になったのが元和2(1616)年なので、神社の始まりもその当時、もしくはそれ以前と言われています。社殿は嘉永5(1852)年に再興されています。山根家は紀州から来たと伝えられ、その氏神が発展して熊野神社になったと伝えられています。(宮古市教育委員会より)整然と整えられ、杉木立の参道を歩くのも境内の様子もとても気持ちの良い神社です。ここには昭和の狛犬が二対と天明の狛犬が一対居ますが、姿の良い天明の狛犬は顔の摩耗が激しく、よく見えないのが残念です。
(昭和14年7月吉日建立)
(天明3年(1783)6月17日建立)
神社入り口
明るく広々とした参道
参道途中のしょうわ狛犬
顔の摩耗が激しく、よく見えないのが残念な姿の良い天明の狛犬。この感じは関東で何体か見かけましたが、もしかしたら関東の同年代の物より出来が良いかもしれません。
拝殿
本殿
拝殿内の金銀神殿狛犬。遠くて暗く、写りが悪いのはご容赦を。
その他、拝殿内には巨大な獅子頭が置いてあります。
末社多数