藤原比古神社

宮古市藤原3(平成17年7月26日)

この神社は宮古市街地から国道45号線で宮古大橋を渡り藤原の交差点を右折、突き当たりの一方通行の道を100mほど進むと線路の向こう側に鳥居が見えます。徒歩で線路を横切り(線路内に入らないでというJRの看板がありますが、一応踏切もあったのでいいかな?と思って渡りました)神社の入り口に。長い階段を上り広々とした境内に行き着き『やれやれっ』と思い社殿を眺めると・・・居ました。お尻をあげた変な子が見えます。今までの重い足取りは何処へやら。へばって座り込んでいる夫に変わり、甲斐甲斐しく狛犬の撮影に没頭した私でした。ここは通称 おふっざま、おふじさまと親しみを込めて呼ばれ、宵宮・例祭は7月の土曜・日曜に行われます。なぜかこの神社の例祭は雨降りが多いそうですが、伝説によれば、御祭神の喜びの涙だとか。吉祥の印だそうです。又、1月の第4日曜には各種防災と商売繁盛などを祈願するため、下帯姿の男たちが、しめ縄にけんだいワラを垂らし、供え物を手に緩慢な足取りで神社まで参拝する、藤原の第4分団による裸参り祈願が有るそうです。寒そうですね〜、私にはとっても出来そうにない行事です。

(弘化4年(1847)3月吉日建立)

神社遠景、後ろの山を
コソークマンというそうです。

線路とJRの看板

神社入り口

まだ階段は続きます

これも構えというのでしょうか?扁平な人面顔で稚拙な造りでは有りますが、
素朴で愛嬌があり、何ともいえない味がにじみ出ています。

社殿

境内社