判官稲荷神社

宮古市沢田(平成17年7月26日)

宮古駅の北西約800m、本町と沢田の境にある常安寺隣、判官山(黒館)と呼ばれる小丘の中腹に、この稲荷社は鎮座しています。ここは義経北行伝説の残る神社で源義経が御祭神になっています。黒森山を出て北へ向かった義経の徳をしのび、その甲冑を埋めた上に祠が建てられた、それが判官稲荷神社で、堂内に掲げられている「判官稲荷縁記」には義経一行が宮古に来るまでの経緯と、義経が残して行った甲冑を埋めて祠を建てた旨が記されているそうです。

社号標

神社入り口

天を仰ぎ見る狐。北に向かった義経を偲んでいるのか。

境内入り口の明神鳥居

甲冑が埋めてあるという社殿

境内左手のたくさんの稲荷社

境内に埋もれる先代さん

境内社の狐、狛犬

境内社の優しげな木彫狐。