有家(うげ)神社

九戸郡洋野町有家5-33 (平成27年8月21日)

東経141度46分01.03秒、北緯40度18分53.88秒に鎮座。

この神社は、JR八戸線・有家駅の南西1.2km程の辺り、有家の街外れに鎮座しております。

御祭神 市杵嶋姫命

由緒
洋野町有家に鎮座。元亀2年(1571)創建。
岩手県神道青年会公式サイト より。

この神社は、二条関白太政大臣藤原有家伝説に由来する神社で、有家は時の帝の信任も厚く和歌にも秀でた公家でした。
有家の弟6人もりっぱな公家で一門は隆盛をきわめていましたが、それを妬んだ公家の讒言により帝から陸奥に流罪を申しつけられました。
妻子と別れた有家主従は海路を49日も波浪にもまれ、この地に上陸し、この有家舘付近に御涼源庵という庵を結び、つらい暮しをしていました。
その後、有家達は無実であることがわかり、帝は有家達を許しましたが、その時有家は既にこの世にありませんでした。
それを悲しんだ人々は、この地に有家を御神体として祠を建て崇拝してきました。
それがいつの間にか有家(うげ)と呼ばれるようになり祠は有家神社となり、多くの人々の振興を集め現在にうけ継がれています。
境内由緒書き より。

神社入口と一の鳥居

二の鳥居

拝殿

拝殿内部

本殿


御神木