金山神社

九戸郡洋野町種市第1地割 (平成27年8月21日)

東経141度46分17.90秒、北緯40度20分29.64秒に鎮座。

この神社は、JR八戸線・陸中八木駅の南東200m程の辺り、種市町中の八木南港を見下ろす高台に鎮座しております。

御祭神 金山彦命

由緒
八木港へ鉄積取りに大阪より千石積の親船来泊して鉄を満載し出帆せんとするも、錨が磯根に懸り引揚げる事ができず困難失望を極めやむを得ず、船頭・船員、金山神社に七日七晩不眠不休にて救難を祈願す。然るところ八日目に至り不思議にも錨が浮き揚がり、船員一同感謝し出帆する。偏て船頭翌再来の時に吉野杉苗を持参し社殿前側に移植奉納せしと吹切三郎兵衛氏の遺説が書き記されているところから、藩制時代和座から鉄が産出されて以来鉄山の守り神として祀られていた事と思われる。
明治維新に入り神仏分離令により明治5年(1872)壬申年8月に社寺奉行の改めの際、八木邑甚四郎の民有地に祀ってあたものを八木地区の部落神として国家管理の所属に列し諸社となる。当時の徒数は5人と記されて入る。明治44年(1911)5月社殿建築の許可を得、新築されたが、昭和4年(1929)1月17日火災のため社殿を焼失する。同年10月10日に再造され竣功されている。
岩手県神道青年会公式サイト より。

参道入口

参道

拝殿

拝殿内部

本殿


庚申塔

八木南港