大神宮

久慈市八日町2-43 (平成27年8月20日)

東経141度45分54.28秒、北緯40度11分17.51秒に鎮座。

この神社は、JR八戸線・久慈駅の東900m程の辺り、八日町の街中に鎮座しております。

御祭神 天照皇大神・火産霊命

由緒
大神宮は通称は神明様と称され、久慈秋祭りの主役として、多くの市民に親しまれている。その由来は、長慶天皇の御代の応安2年(1368)に、南学院宮沢家の先祖が荒町の秋葉神社の社司のとき、御霊を奉持して、今の新町にあった六角堂を御旅舎にし、旧暦9月17・18・19日を祭典の日と定めたのが始まりといわれている。
尚、大正12年(1923)に県に提出した文書では、往古・久慈長内村の山にあった小祠を同村の大勝田という屋号の屋敷に遷座し、次に鳥居野に遷し、寛永2年(1625)10月に今の社地に遷座した。明治5年(1872)10月に郷社となり、大正7年1月11日の久慈大火の際に類焼。大正9年12月25日に現在の社殿を再建する。大正12年6月15日に火産霊神社を合祀することが許可されたとある。又、高山彦九郎が諸国行脚の途中、当地に立ち寄ったのは、寛政2年(1790)だが、旧暦9月15日に、八日町の「目あかし」という家に泊まり、当時は野営だった秋葉神社を参拝し、「千早ぶる 神代のことを 伝えてや 庭火たきつつ 祭りをぞする」と和歌を残している。この秋葉神社(火の神様)は、現在久慈の三社大祭の一社であるが、今は大神宮に合祀されている。
岩手県神道青年会公式サイト より。

神社入口

神額

境内

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(昭和9年(1934)旧9月17日建立)

拝殿

拝殿内部

本殿