多賀神社

岩手郡雫石町御明神(おみょうじん) (平成27年8月18日)

東経140度55分47.36秒、北緯39度40分57.38秒に鎮座。

この神社は、秋田新幹線・赤渕駅の東2km程の辺り、御明神の街中に鎮座しております。

御祭神 伊邪那岐大神・伊邪那美大神

由緒
古書に曰く「清和源氏の子孫佐々木三郎盛綱、近江の国を領し、常に多賀大社の神劔を奉じ戦いの都度功を奏せり。頼朝、義経と仲不和となるや義経に心よせたる盛綱一族木村太郎三郎に多賀神社の神劔を託し秘かに奥州に下向せしむ。と御明神の昔を語るもの多賀神社なり。けだし往昔木村太郎三郎近江明神の神劔を負うて来たり。承元元年(1207)祠を建て納めたるもの此の神社なり」と。・・・しかして御明神は、即ち近江明神の訛りなりとか、傍らにそびゆる老杉の齢幾何なるかわからねど、亭々天を摩するの状、自らその老木たるを知る。けだし県内の老木なりとか、遠くこれをながむれば雄壮神威自ら人を圧するを覚ゆ。然れども景はむしろ初秋時雨の時期を以て最も佳とす。縷の如き細雨斜に枝を払う時、厳然更に微動だにせず、群鴉低飛して宿をもとむる静寂仰ぎては雨脚枝より降らんかと怪ましめ、伏しては濠中唯一箇の破簑を見るのみ。
岩手県神道青年会公式サイト より。

神社入口

境内

社殿


末社

姥木

磐座