松長峯神社

岩手郡岩手町土川第5地割 (平成26年8月20日)

東経141度10分29.91秒、北緯39度57分49.15秒に鎮座。

この神社は、IGRいわて銀河鉄道・いわて沼宮内駅の西5km程の辺り、一面の農地の中ひっそりと鎮座しております。

御祭神 天手力雄尊・天忍穂耳尊・保食神

由緒
慶長の初め、長野の国は戸隠村の修験者千葉長四郎義松なる者、日頃信仰せる戸隠明神の神霊をこの地に勧請せりと、為に戸隠明神又は戸隠権現ともいわれる。戸隠の霊山奥深く鎮まり給う祭神は天手力雄尊なり。尊の力いか程なりやはかり知るべくもないけれど、皇祖天照大神の天の岩屋に戸隠れ給いしを、ひき出し給える程の力持ちなり。もとより修験者義松が天手力雄尊いたく信仰せるゆえんは、戸隠のときの神徳に基づけるものなれど、己の力また有余りしかば尊にあやかりての事にあらざるや。諸国の霊山を越え、谷を渡り遂に此の地に至り、地の利を得て祠を建て納め、永住の地と定める。
之より田畑開け、たつきも豊かになりたれば、邑人たちいよいよ信仰し、戸隠の権現舞を奉納し、爾来神事として絶ゆることなく今日に至る。
代々別当職をつとめる当主千葉由松氏は、先祖千葉長四郎義松より数えて18代目。
岩手県神道青年会公式サイト より。

神社遠景

一の鳥居

二の鳥居

三の鳥居

鞘堂

鞘堂内部