美渡(みわたり)神社

一関市花泉町油島明賀山1-1 (平成26年8月21日)

東経141度10分10.68秒、北緯38度49分15.95秒に鎮座。

この神社は、JR東北本線・花泉駅の西南西1.7km程の辺り、花泉町油島の人家をやや外れた山中に鎮座しております。

御祭神 高皇産霊神

由緒
延暦二十年(801)坂上田村麻呂将軍東夷征討のため下向の折当地に滞陣、祭壇を築き夷狄征討の祈願をなす。御神徳により容易に東夷を平定す。将軍御上洛の途次立寄り、報賽せらる。
爾来大同二年(807)当地に社殿建立の沙汰があり、社領を下賜せられ神号を鬼渡大明神と号し奉る。以来気仙の邑主金為時春秋の代参怠らず、奥州鎮守府将軍源頼義父子、平泉歴代の府主信仰す。
永徳二年(1382)葛西詮清更に社領を定め社殿修築等の事あり。
天正十八年(1560)秀吉公奥州仕置により葛西擾乱、邑主上油田金七郎落魄の折兵火により社殿焼失し、社領祭田等没収せらる。ここに於いて宮司役氏灰燼を払い小祠を造り古代の遺風を慕い、三月、九月十五日を大祭日とし土俗集いて崇敬す。
宝暦九年(1759)社殿改築、明治八年(1875)五月、油島村村社に列す。明治十二年(1879)美渡神社と改称し奉る。昭和二年(1927)拝殿改築、御本殿とも銅板葺きに模様替えする。
岩手県神道青年会公式サイト より。

一の鳥居

二の鳥居

境内入口

境内入口の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

拝殿

本殿


末社

石碑