三嶽神社
花巻市西宮野目12-92(平成22年8月20日)
東経141度7分32.89秒、北緯39度24分42.5秒に鎮座。
この神社はいわて花巻空港の南西、286号線沿いに鎮座しています。道路から見る神社は大きな杜はありますが、玉垣などで区切られた境内ではなく、何処からでもス〜ッと境内地に入り込めるという感じの、親しみやすい雰囲気が漂う神社でした。
参道には二基の鳥居が立ち、正面玉垣内に入母屋造りの拝殿、本殿鞘堂が建立されています。社殿右には本宮と書かれた額を掲げる鳥居が立ち、杉の大木の間に付けられた木の階段を上がると、小丘上に本宮三石祠が祀られています。又、社殿左には三獄観音堂や石碑が建立されており、神仏混淆の名残が見られる神社でした。
御祭神:大己貴命、木花開夜姫、少名彦命
祭礼日:9月12日
由緒:古老伝記に矢沢の胡四王神社、湯本の羽山神社、大迫の早池峰神社等の三山の本宮なるをもって三嶽神社というと・・・・。
また一説に石鳥谷の三竹堂より移したので、往古は三竹と書いたといわれる。すぐ隣に当国三十三観音の二十四番札所三竹堂がある。
往古より霊顕著しく、天正年中(1573−1592)南部藩は横井氏に新田開墾せしめた時、三助溜池を開き満足なる用水を祈願して成就した。南部氏より毎年玄米四斗を寄進せられる。
明治四年(1871)に村社に列す。
尚拝殿は、且つて花巻市黒川口の観音堂であった。観音堂は北松斎持仏の観音を祀り、観音祭は稗和二郡の祭典として栄えたが、廃仏毀釈の為、明治三年(1870)に購入して三嶽神社の拝殿となる。殆んど欅造りで重厚剛健な建物であり、明治三十七年(1962)花巻市有形文化財に指定される。
(「岩手県の神社」より)
「三嶽神社歴史由来」拡大写真はこちらで
社頭 |
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入口に立つ一の台輪鳥居 |
鳥居に掛かる額 |
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二の両部鳥居 |
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参道の様子 |
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本宮入口に立つ鳥居 |
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本宮参道 |
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本宮二の鳥居 |
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本宮三石祠 |
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三獄観音堂 |
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秋葉山・庚申塔 |
尾崎大明神・庚申塔 |
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鎮守の杜の様子 |
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