熊野神社

花巻市東和町落合1区480(平成22年8月20日)

東経141度13分40.07秒、北緯39度22分5.42秒に鎮座。

 この神社は土沢駅の南西約1.5km、猿ヶ石川の南に鎮座しています。表参道は境内の東にあったのですが、今回私たちは南参道(裏参道)から参拝してしまいました。
 坂道の参道は途中でT字型になり、左は本殿裏側に行き着き、右側が参道となります。雨上がりの旧坂をやっとの思いで上がると前方に赤い手すりが見え、石段で上がってくる表参道と合流します。ここから又参道は二手に分かれ、下の道は社務所経由で境内へ、上の道は境内社や石碑の建ち並ぶ中を境内へと続いています。小丘上の境内は狭く、拝殿本殿鞘堂が建立されるのみでした。

 御祭神:須佐之男命
 祭礼日:9月19日
 由緒:文献なく創建は不詳だが、古来の伝説によれば、文治五年(1189)源頼朝の追討を受けた藤原兄弟が、当地舘坂に逃れて居を構え、武運拙く戦死する。土地の人々が心を合せ追悼のため観音堂を建てて供養をしたが、部落の祭りも併せて執行して来た。
 のち熊野神社と改称し現在に至る。
(「岩手県の神社」より)

裏参道入口
坂道の参道は途中でT字に別れ、左は本殿裏側に行き着き、右側が参道となります。
参道の様子
この坂上で表参道と合流します。
参道は左に曲がり
社務所前を通り
境内へと行き着きます。
拝殿
拝殿に掛かる額「熊野社」
拝殿目抜き彫刻・龍
拝殿木鼻・狛犬
本殿鞘堂
境内社 末社
早池峰大神 出羽三山
出羽三山 早池峰山
青麻神社 金剛山
稲荷大明神 天照皇太神
ご神木
裏参道との合流地点から見る表参道石段
表参道入口に立つ鳥居