山祇神社

花巻市石鳥谷町大瀬川2-65 (令和5年7月29日)

東経141度05分46.10秒、北緯39度30分02.24秒に鎮座。

この神社は、東北自動車道・紫波ICの南南西5km程の辺り、大瀬川の街外れに鎮座しております。

御祭神 大山祇命

由緒
第十代崇徳天皇の時代、大彦命が当地方の蝦夷平定の際、蝦夷の頭目五郎丸を討った。五郎丸は当地を掠め荒し五郎舘に拠っていたが、舘を棄て三倉の岩穴に逃げ抵抗したが、遂に攻め亡ぼされた。大彦命は、常に大山祇命を信仰し、奥内に一祠を建てて祀った。
のち第八十九代深草天皇の建久二年(1250)大和国(奈良県)高市郡から藤原兼頼が主従五人で奥州に下り、大瀬川の西方葛丸山に踏み入り奥内に至ったところ、日も既に暮れたので奥内の祠に一夜をすごしたが、その時夢のお告げによって畑の地にて開墾に従事しそこに住居を定めた。兼頼は神霊のあらたなるにより、奥内に神社を再建し居所畑に分霊信仰した。
第百二代後花園天皇の長禄三年(1459)社地が狭く通行不便なため、奥内から一の沢に遷宮した。一の沢で火災のため社殿が焼失したので、時の藩主南部利敬公に請い、葛丸山御用山の木材百五十本の寄贈を受け、第百十九代光格天皇の寛政五年(1793)一の沢から現在地高井沢に遷宮した。 明治四年(1871)村社に取据となる。
大正元年(1912)十月二十五日、神饌幣帛料供進神社に指定になる。
岩手県神道青年会公式サイト より。

参道入口

参道

参道左右の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

拝殿

拝殿内部

本殿


神楽殿