春日神社

花巻市鍋倉地神20 (平成26年8月24日)

東経141度04分20.14秒、北緯39度24分38.47秒に鎮座。

この神社は、東北自動車道・花巻ICの西南西3km程の辺り、水田の中に鎮座しております。

御祭神 天之子根命・伊波比主命

由緒
「往古この地に五峯山万福寺と号する秘密の道場ありて、境内に春日大明神(本地釈迦)の堂社並に蓮華坊、地蔵院、好慶寺、藤樹坊、松山坊・梅光庵の六坊あり、建久年中(1190〜1198)藤原姓山内氏、左中条山陰郷の末、稗貫為重この郡を領するに至り、堂塔坊舎を再興修築し、稗貫和賀18カ寺の惣本寺となせり。然るに天文元年(1533)堂社寺坊一宇を残さず焼失す。只内陣に掛置きし本仏の写と伝うる円形鋳造の尊躰のみ焼残りける。その裏面に春日大明神鍋倉郷願主正等寛正四年(1463)の刻文あり、村老些かなる草堂を建てて、これを崇め俚人朝夕崇信したり。この後南部信直この地を領するに及び、花巻の地に愛宕堂及び八幡寺を創立して南部氏の祈願所とし、万福寺旧寺領たりし鍋倉円万寺五十石及び鍋割を護摩供用として賜りたり」と延享元年(1744)の旧記に誌せり。
境内由緒書き より。

神社入口

神額

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。
(年代不明)

本殿


金毘羅神社

金勢社

萬福寺跡