羽山(はやま)神社

花巻市湯本1-1 (令和5年7月29日)

東経141度03分57.36秒、北緯39度27分08.06秒に鎮座。

この神社は、東北自動車道・花巻ICの西北西4km程の辺り、湯本の街外れに鎮座しております。

御祭神 羽山祇命

由緒
当羽山神社の創建は、大同2年(807)皇紀807年征夷大将軍坂ノ上田村麻呂によって花巻稗貫地方の蝦夷討伐の際、戦勝とその鎮護を祈願し羽山祇命(ハヤマツミノミコト)を勧請し堂宇を建て羽山大権現と尊号したものと伝えられています。
口碑の伝うる所によれば維新前に於いては村内の産土神たりしは勿論の事、南部藩主湯治の際お立ち寄り御参拝され、更には代々花巻城主の祈願所であり、士籍にある者名家を相続した時は必ず先づ此処に詣で、武運の長久を祈願したと云う。また羽黒山修験の流れをくみ荒沢薬師如来を併祀衆生の病患を救い、無明の疾病を癒すといわれ遠近の人々に篤く崇敬せられた。
羽山神社の本宮は御神山羽山頂上にあり里宮はかつて湯本第十八地割(金矢と松山寺の間)にあったが、明治41年(1908)当地に移し現在に至っている。
尚、旧正月16・17日、別当専蔵院の修行のもとに奇祭蘇民祭が行われていたが、参加者が年々減る傾向の為昭和36年(1961)から中止され蘇民袋争奮の勇壮な姿は今は見られない。
境内由緒書き より。

参道入口

参道

手水舎

拝殿

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(年代不明)

左右の木鼻

本殿


弁財天社

霊水社

石碑