輪島前神社

輪島市島崎町1-200 (平成21年5月5日)

東経136度54分6.85秒、北緯37度24分2.65秒に鎮座。

この神社は、輪島港の西側に突き出た、小さな半島中ほど、輪島漁港近くに鎮座しております。

御祭神:少彦名神・菅原道真・伊弉冉尊・大山咋神

由緒
創祀年代不詳。少彦名神を奉祀して、天神社・手間天神社と称し、仁平4年京都北野から菅公を勧請して天満宮と称するようになる。文治2年地頭職長谷部信連が社殿社領を寄進し、また、日本で初めて作った鳴る音が異なる、形の変わった鐘を蔵したというが、天保3年の津波、元禄3年の大火で社宝の悉くを焼失したという。従来は本社の外に左右に熊野社・日吉社の社殿を併立したが、天保13年、三社を現在の本殿内に併祀する。明治初年、輪島前天神社を現社号に改称。本殿は市重要文化財。祝祭歌輪島崎まだら・あのりは県無形文化財。面様年頭・恵比寿祭等奇祭が多い。
石川県神社庁公式サイトより。

本社は少彦名命を奉祀して天神社または手間天神と称していたが、近衛天皇仁平四年京都北野より菅原道眞公を勧請合祀するに及び両者混じて、ただ天満宮と称するようになった。古来万民守護の大神として庶民のみならず武門の崇敬厚く社殿や社領の寄進もしばしばであったが元禄三年偶々の火によって社殿宝器の悉くを消失したと伝える。從来本殿の左右に併立して伊弉冉命と大山咋命を祀っていたので天満宮・熊野社・日吉社の三社号を併称していたが天保十三年別棟を廃し現本殿に合祀し明治五年に社名を輪島前神社と改称した。
境内由緒書より。全文はこちら。

神社入り口と社号標

天神様であった証、参道の牛。

拝殿。赤い提灯には梅の紋が。

拝殿前の狛犬。拡大写真はこちら。

(大正7年(1918)8月建立)

本殿覆屋

蛭子社

八坂社

八坂社前で余生をおくる出雲丹後の老夫婦。何やら楽しそうにお話をしています。

神輿庫